わかりやすい！不妊に対しての鍼灸の効果

こんにちは。

豊岡市出石町のふじかわ鍼灸整体院、
院長の藤川です。

早いもので、もう7月も結構過ぎてしまいました。
ブログも久しぶりに更新です。

今日は「不妊に対しての鍼灸の効果」というテーマで
書いていきます。

鍼灸の方法は大きく分けて2つあります。

一つは、筋肉をターゲットにして鍼して筋肉を緩める方法。
もう一つは体の気の流れを良くして体を整える方法。

当院では、主に気の流れをよくする方法を取っています。

気の流れを良くするってどういうことでしょうか？

東洋医学では、気の他に、水（すい）、血（けつ）が一緒に
体内を巡っていると考えています。

気は、エネルギーです。元気とか根気とかやる気とか色々な
言葉に気という字は使われています。

水は、リンパ液や体液を含む体の水分です。

血は、血液の中に含まれる栄養分と考えられます。

この3つが一緒になって体を巡ることで、健康が保たれると
考えます。

体をどのように巡っているかといえば、「経絡」（けいらく）と呼ばれる
エネルギーの通り道を巡っています。

この経絡上に、ツボは点在していて、ツボの様子で経絡の流れが
わかるわけです。またツボを使って流れを良くすることも可能です。

東洋医学では、「巡り」「循環」という事を重要視しています。

体の隅々に川が流れていることを想像してください。

流れがスムーズであれば、絶えず新鮮な水が供給されていつも
酸素などの栄養分が豊富にある状態です。

流れが滞ってしまうと、酸素がなくなり、ヘドロがたまり、それが
腐ってガスが発生したり、生き物が住めない環境になってしまいます。

人間で言うと、スムーズな流れであれば各機関に栄養やエネルギーも
行き渡るし、体に要らなくなった不要物も流れていって掃除できますが、
流れが悪いと、必要な栄養分は行き渡らないし、不要物もどんどん
たまっていき、果てには体に害を及ぼすようになります。

この流れをスムーズにするのが、鍼灸の役割です。

川にヘドロや、ゴミなどが溜まり、流れをせき止めていたものを
鍼やお灸を使ってヘドロやゴミを除去することが出来るのです。

不妊の方は共通して、腎経と呼ばれる経絡の流れが悪くなっています。

この腎経の流れを良くすることが、不妊鍼灸の根本の治療です。

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