生理痛の対処法とは?

毎月毎月、生理痛でブルーになっている女性は多いです。
自分で出来る範囲で少し工夫すれば、痛みも憂鬱さも
軽減されて、気持ちも前向きに変化するでしょう。
ここでは、痛みに対する対処法をご紹介していきます。

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鎮痛薬を服用する
薬で痛みを抑えるのは体にとったら良くないんじゃないの?
と抵抗感を持って我慢し続ける方もありますが、上手に
薬を使うことで痛みに対処することができます。
薬に頼りすぎてしまっては、薬の効き目が弱まってしまうと
考えられがちですが、きちんと容量と用法を守って飲めば
効かなくなることはありません。
かえって痛みを我慢し続けてしまうと、痛みの原因物質が
増えすぎてしまい、鎮痛薬では対処できなくなってしまう場合が
あるので注意が必要です。

鎮痛薬は、痛みが少し始まったなと感じた時に飲むのが
ベターです。痛みが我慢できないほどになった時に、
飲んでも痛みの物質が増えすぎて、鎮痛薬では対処できない
状況になってしまってからでは遅く、薬も効きにくくなります。

痛みが強いうちは、薬を飲むのも一つの選択ですが、
やはり副作用があるので、きちっと生理痛の軽い状態に
なるように体を調整することをお勧めします。

お腹や腰を温める

子宮の近くに、大きな血管が流れています。その血流の
流れがいいと、痛みの原因物質がスムーズに流れていき、
痛みもそんなに起きません。しかし、血流が悪いと痛みの
原因物質が排出されないので、子宮付近にどんどん溜まって
いき痛みが強くなっていきます。
しっかりとお腹や腰を温めて、骨盤内の血流を促進して下さい。
また体をきつく締め付ける下着や、服装も下半身や骨盤周囲の
血流を妨害してしまうので注意が必要です。

入浴する
全身の血流が良くなり、生理痛が緩和します。生理中は
入浴を控える方が多いですが、浴槽の中では、水圧の関係で
血液が漏れ出すことも子宮内の水が入ることもありません。
ただし、温泉の大浴場などは避けた方が無難です。

無理はしない
家事、育児、仕事とつい頑張ってしまいがちですが、
痛みが激しい時は、頑張らずにしっかり休みましょう。
体の休みを作ってあげることで、交感神経優位の状態を
副交感神経優位にし、リラックスすることで心身とも
充実して痛みも軽減します。いつもいつも頑張らねばと
気を張ってばかりはやめて、月に一度、生理痛がひどく
なった頃は、力を抜いてしっかりと休みましょう!